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1979 FL
このコーナーは、これまでGALLEYで紹介してきたカスタムバイクのその後を追跡レポートしていこうという主旨で始めました。ハーレーのカスタムというものは決して完成体などなくいつまでたっても終わりが見えてこないイバラの道であります。貴重なお金や時間を費やし改造にいそしむ、そんな人生を棒にふるようなオーナーのカルマの深さを記録に残していきたいと思います。

オーナーが代替わりしたのにしたがってポジションを変更しました。前のオーナーはK-1のチェ・ホンマンのごとき大男でしたが、新しいオーナーはごく普通の平均身長の体格ですので特大だったハンドルバーを普通のエイプバーハンドルにカット。これで、ライディングポジションはずいぶんと楽になったはずです。
キャブレターはオーナーの好みでS＆S-Eから、マイルドなレスポンスが特徴のSUキャブに。その他は操作系を含め変更はありません。

プレーンなカラーリングから、ベースはそのまま手を加えず、薄いフレイムパターンを被せました。もともとシンプルなスタイルの完成度の高いチョッパーでしたので、余計な手を加えるとマイナス・イメージになりかねませんのでこのレベルのリメイクで止めておくのが良いでしょう。


MAR.2007