1-ワンオフ・ハンドル 2-グリメカ・ブレーキレバー 3-エッグタンク 4-薄型フォグライト 5-ショートカット・リアフェンダー 6-ワンオフ・ソロシート 7-ワンオフ・ドラッグパイプマフラー 8-SUキャブ 9-オープンプライマリーベルト 10-ノンロッカー/ジョッキーシフト |
のっけから近頃、シックス・モーターサイクルで車輌を購入およびカスタムをされたお客さんの職種の話なのですが、当店で一番多い職業は「歯科技工士」という結果になっています。シックスでは「入れ歯屋さん」といささか語弊のあるネーミングで呼ばれているんですが、私個人としては結構めずらしい仕事だなと思っていたのですが、日本で一番多い医者は歯医者だと後で知り、なるほど高齢化社会の日本なら歯医者の需要は右肩上がりで、その懐刀的ポジションの技工士の人数も相対的に多いはずだと納得したものです。 |
FXE純正のナロー・トリプルに、直に突き立てられたライザーはハンドルバーと一体化されたワンオフもの。 |
丸いフォルムのエッグタンクはつや消しブラックとグレーのツートーンに塗り分けられ、オーナーお気に入りのアパレル・ブランドロゴからモチーフを取り入れたマークが最近、鳥取県人となったピンストライパー・コンチ氏によって描かれています。 |
ローダウンされた35ミリ径のフロントフォークの間に収まる薄型ライト。ライトのカスタムパーツとしては、最近流行りのユニティ製やガイド製、王道のベイツなど小型のタイプがいろいろありますが、これはフォグライトを流用したもの。残念ながらメーカーは不明です。モノは薄いフォルムですが前から見ると普通のライトにしか見えないというところが、いかにも一部品として個を主張し過ぎないのでマニアックな方面から好感が持てます。 |
SUキャブにショベルエンジンの組み合わせはポピュラーではありますが、それに被さる複雑なアールで取り回されたドラッグパイプはワンオフモノです。フロントパイプが大きなアールを描いてエンド部で前後パイプ揃ってターンアウトなところが特徴でしょうか。バイクのポジションに合わせてマフラーも全体的にフロントアップなスタイルなのもポイント。オイルタンクは黒くて形状がわかりにくいですがラウンドタイプです。 |
純正ストラットをショートカットしたサポートで、これもカットされたFXフェンダー。ビンテージスタイルのストップライトとナンバーはリアショックに沿わされて装着しています。ブラックパウダーコートされたリムとプックリとしたホワイトウォールタイヤが雰囲気ありますね。 |
ナローなスタイルのリアショット。ハーレーと言えば大排気量の大型バイクのイメージがありますが、ショベルタイプまでは外装を小型化してローダウンするだけでびっくりするほど細く軽量感が出ますね。FLHとFXの外装違いの差以上の何かがありますね。以降の車種とはエンジンヘッドのサイズとパイプのみのフレームとのスキ間から感じるエンジンパーツの別体感イメージが存在するからでしょうか。 |
NOV .2008