1-スプリンガーカット/クローム-ブラック |
パッと見、シックスお得意のスタイルなのですが、今回はオーナーの趣味が色濃く反映されているため、やや異色な雰囲気が漂うカスタムに仕上がっているソフテイル・チョッパーが2009年最初のGALLERYとなります。 |
ブラックとクロームのコンビカラーで、フロントレッグをカットしてローダウンされたスプリンガーとブラックペイントされた7インチのオフセット・ドッグボーンライザーとドラッグバーハンドルのチョッパーライクなセットアップ。 |
オーナーの持ち込み車輌がベースだと書きましたが、そのオリジナルカラーがこのシルバーとメタリックブルーの組み合わせで、彼の強い希望でその元色を再現したものです。カスタムするならベースのイメージを残さないようにするのが当たり前のようになっている中、この色が好きだからこのハーレーを買いました的な一本スジの通った考えはアリだと思います。私はこういう拘りには好感がもてますね。 |
どこかで見たコトあるような取り回しの2連フィッシュテイルマフラー。マフラーのエンドチップ部分にはバットウイングのような加工がほどこされ、Fork製の変形エアクリーナーカバーと共にオーナーの好みが強く出ているところです。ロッカーカバーはセンターのみクロームで上下はブラックのサンドイッチカラー。オイルタンクもブラックペイントされメインカラーの挿し色がポイント高し。キックキットも装備されオーナーのヤル気を感じさせます。 |
キック付きならジョッキーシフトでノンロッカークラッチは当たり前だと言わんばかりの装備。パウコ製のキットを上手く加工して取り付けています。ショベルなら大げさだと思える3インチ幅のオープンベルトもエボなら違和感ありません。ブラックアルマイト処理されたシャレたデザインのフットペグもオーナーの持参品。もちろん、シルクハットを被ったドクロノブも持ち込みで専用品ではないので取り付けに苦労したとスタッフがぼやいてました。 |
フレームとフェンダーにピッタリと合うようにワンオフされたミニシート。張りのあるカチッとした造作で、ダイヤモンドステッチがバイクの雰囲気に良く似合います。それはともかく、94年式だと言うことが信じられないほどの仕上げの良さが目を引きます。タンクやフェンダーのみならずエンジンやフレームも綺麗に仕上げています。エボチョッパーたるもの、やはりこうでなくてはいけません。 |
純正ペイントを再現したリブフェンダーにオーナーの好みに反してここだけはストレート加工をほどこしたワンオフシッシバー。見た目、何のへんてつもない棒なので他店なら間違いなくヒネリ加工されたであろうパーツですがシックスはとにかくここはストレートです。ディオテールも普通のモノだったのですが、オーナーの持ち込みのガラスパーツでSTOPサイン付きのモノに変更されました。 |
FEB .2009 |