大阪舞州ハーレージャンボリー 2003年10月4日〜5日
毎年,雨に祟られ天気が悪かった当イベントですが、めずらしく青空が広がる秋晴れに恵まれました。
シックスモーターサイクルにとっては近場のイベントで人もたくさん集まるので,店をあげての出店及びキャンプは恒例になっています。
特に今回,ヘッドブロウカスタムサイクルがクールブレイカーに全力投球のため出店を見合わせるとの情報をキャッチした当店は「チャ〜ンス!彼等が出なければ,たとえ3流ショップの我々といえど数を揃えれば目立つことができる。よし!場所もステージ寄りをゲットだ。」と精一杯がんばってみました。

そんな訳で,いつも端っこにいたテントも出店ブースの列の中に参入です。しかもスタッフがこの2週間,睡眠を削って造り上げた新作チョッパーを2台含むカスタムバイク12台をずらりと並べました。
苦労した甲斐あってお客さんもひっきりなしに訪れてくださり結構,賑わっていたと思います。
しかし,暗くなってテントの中でバーベキューをしていると,いつのまにかクールブレイカーに全力投球しているはずのヘッドブロウのスタッフだらけになったのは不思議でした。
余白 天気が良いので日の下でくつろいでいる貧乏常連組の面々。
中央で得意げにピースサインを送っているのは,「今回の秋晴れは私のおかげよ!感謝しなさい!」と豪語する自称“晴れ女”です。
彼女の影響力かどうかはさだかではありませんが、近年のジャンボリーにはない二日続けての晴天となり,たいへん気持ちの良い天気だったのは事実です。
バイクがメインになる,このような野外イベントは来場者もバイクで移動しますので,ぜひ晴れていてもらいたいものですね。

ジャンボリーは市内に近いので家族連れで参加される方が多いのが特徴です。
シックスモーターサイクルの展示バイクは“飾り”ではありませんので、スタッフに一声かけていただければ,どなたでもその小振りなチョッパーのポジションを体感できます。
実際に乗ってみて初めてチョッパーという乗り物のコンパクトさや取り回しの軽さなどが理解できると思えます。
こればかりは,雑誌の文章でどんなに言葉を並べても分からないでしょう。
余白 今回,新しく製作しましたエボチョッパーです。
製作途中は何度も見ていますが実際,明るい太陽の下で完成車をじっくり観察するのは我々も初めてなので,みんなでディスカッションしている最中です。
このような場合,我々はお互い忌憚なく意見を述べますのでよく長時間熱弁が奮われます。
このように知り合いのバイクでも良いところはイイ,悪いところはダサイとはっきり発言できる環境があるのもシックスモーターサイクルの美点です。

このジャンボリーで納車になりましたショベルチョッパーを始動中のオーナーです。
首を長くして心待ちにしていたチョッパーに初めて自分自身のキックで火を入れる,本人にとってワクワクドキドキの瞬間。
このような時も天気が良いとなんとなく天が自分を祝福してくれるような気分になりますよね。
もちろん過剰な思い込みに過ぎませんが。
余白 家族とのスナップショット。
やさしそうな奥様とかわいい子供達にかこまれて幸せ一杯,喜び満杯
気分は絶好調のオーナーの笑顔が印象的です。
このチョッパーは家族の新しい愛車となってくれるでしょうか。
ちなみに幸せ家族の隣で怪し気なポーズをとっている不審人物が製作者です。シックスモーターサイクルのスタッフなのでお立ち寄りの際は勇気を出して,こわがらずに声をかけて下さいね。