2006年 9月2日〜3日

夏の猛暑まだ残る9月、四国は香川県土器川河川敷公園で開催された「こんぴら」改め「2006さぬきバイカーズミーティング 7th」にシックスモーターサイクルとして出店しました。ここのところミーティングにショップとしての参加は忙しさにかまけてサボっていましたので当店としては久しぶりのイベントになりました。またこの「さぬき」には全く初めての参加ですのでどのような内容のイベントなのか期待もありました。
会場に着いて真っ先に目に入ってきたのは広場にそびえ立つFMX用の人工山。そう、このミーティングはハーレーに限らずあらゆるバイクの楽しさを表現するイベントだったのです。トライアルにドラックレース等々、バイク競技が目白押しで、あのバイク映画の金字塔「ON ANY SUNDAY」を生で体験できる素晴らしいイベントとでも申しましょうか。客層も子供から年輩者まで多岐に渡っており、それだけ地元の理解を得た催しであり、ハーレー業界だけの視野の狭い思考ではなくマクロ的なバイクライフとの関係を考える場であり、またバイク趣味人としても充分楽しめる内容で機会があれば是非参加することをおすすめできるミーティングです。

地元名物「さぬきウドン」は言うに及ばず、飲食店のレベルも高かった今回のミーティング。食生活か豊かだとイベントでの満足度も大いにアップします。夜は車で10分のところの温泉もとても良かった。今回シックスモーターサイクルとしましてはハーレー3台にスペイン産スクランブラー「モンテッサ」を持参しました。このバイクなぜか年輩のおじさん達にやたらと人気がありましたね。

晴天の強い日射しの中、ブース内だけは川面を渡る風のおかげでまったりと時が過ぎていきます。ビールとウドンとカレーパンが旨かった。夜はランタンと直発電のライトでちょっぴりバイクを演出。昼間の猛暑も、なりを潜め気温も下がり実にすごしやすい夜でした、

お隣はいつもお世話になりますピンストライパー「コンチネンタル」略して「コンチさん」のブース。初日の朝からヘルメットのピンストオーダーが次々入り大忙しのもよう。ビールを活力の元に真剣な眼差しで黙々と仕事をこなしていきます。実際、かなり安価な料金設定でオーダーを受け付けていますので2日間共殺人的な仕事量でした。この人もイベントだと俄然燃える性格ですね。

出ました。モノホンのドラッグレーサー。観客も興味しんしんですが、調整でエンジンに火が入りアクセルを開けると爆音で子供達が蜘蛛の子を散らすように逃げて行ったのが面白かったです。ブルーパンサーの重松氏がデモランに挑みます。河川敷の直線道路を利用しての走行ですが、道路脇に観客がびっしりと押し寄せ、期待が高まります。爆音と共に一瞬の出来事なのですがインパクトのあるイベントです。

ビューエルを駆るエクストリームショー。軽々とスピンを決めるアクションは同じハーレーとは思えません。路面に火花を散らしながらブラックマークを刻むテクニックはサイコーでしたね。

ずらりと並んだFMXの精鋭達。いずれも業界では名の知れたプロであります。会場内で聳える人工山にジャンプ台を利用して…。ジャンプ!ジャンプ!の連続で、しかも空中で素人目にはありえないアクションを披露してくれます。実際、どうやってコントロールしているんだろう。

もちろん。日本バイク業界の勇、ヨシムラジャパンも参加されています。「プロジェクトX」皆さんも見ましたか?大手バイクメーカーとの技術競争、その伝説は今日も生きています。ヨシムラジャパンの社長吉村氏のトークショーも行われました。海外と日本におけるレースシーンでのライダーとバイクとのスタンスの違いなど興味あるお話を伺うことができました。

STP.2006