南北に長い日本の中心となる中部地方、愛知県常滑市にて開催されたバイブズミーティング20thアニバーサリーin愛知常滑市に久々にシックスモーターサイクルが出展することになりましたので、我々もバイクにて参加することにしました。
出展者は前日の金曜日の夕方から搬入なので新社長と共同出展することになったレザー工房「ガロン」主宰クマちゃんと仕事の都合が付いたカタクセ氏が前日入りしておりました。後から聞くところによるとお酒の入った新社長のお茶目ぶりで真夜中に一騒動あり、バイブズ関係各者に多大な迷惑をかけたそうですが、お祭り騒ぎ大好きな我々はそんな面白い場に居合わせなかった事が非常に残念であります。イセ氏に本気で怒られていたとか。
それはさておき、記念すべき20回目の開催であり当地の天気予報は全日程ともに晴れ、しかも日本の中心にあたるということで東西からの参加者は例年になく莫大な人数になると予想していましたが、皆さんもうお聞きになったとは思いますが正直入場待ちで時間がこんなにかかるとは考えておりませんでした。大阪〜愛知なので所要時間は3時間ほどですが、会場入口から本部受付までの数百メートルを進むのに1時間以上かかってしまいました。しかし、到着したのが土曜日のまだ早い時間帯だったのでこの程度の待ち時間で済んだらしく後になるほど待ち時間が長くなっていき3時間待ちは当たり前、タイミングが悪ければ5時間待ちとTDLのアトラクション待ち時間もかくやという状況でした。駐車場も後になるほど会場から遠く離れた場所に止めざるを得ないというほどの参加者の多さでした。やはり、今回のバイブズミーティングの参加者数はこれまでの常識を凌駕するものがありましたね。
もちろん、主催者側も例年より多数の参加者を見越して会場としても広大なエリアを確保していたようですが、警察の横槍が入り入場本部が一箇所だけじゃないとダメだとか、一般道路でバイクの渋滞が起こるのでエンジンを止めての歩道での待機などを提案したのですが許可が下りなかったそうです。まったく警察は頭が固くて融通が利かないところですねぇ。
肝心の内容は20周年という節目のイベントでもあり出展ブースの多さもかなりのものでした。特筆すべきは御当地の食材を売りにした地元出店を含む飲食ブースがかなり充実していたこと、トイレが全て下水を引いた水洗式であったこと。3日間を会場で過ごす者にとっては食うと出すこと、これらがストレス無く出来るのはとても大事なことなんです。
そんなシックスのメンバーはというと終始ブースに入り浸り、訪ねてくださる同業の方々との語らい、そして物販の接客以外はビールを浴びるほど飲んでいるか何かしらエンドレスで喰っているかで実に贅沢で充実した時間を過ごすことが出来ました。連泊できるミーティングは来て見て帰るのスタンスが長くてゆったりと出来るところが素晴らしいと思います。当然のことながら過度のアルコール摂取でミーティング中の出来事はあまり覚えておりません。普段は時間に追われる生活の中で無駄なことに時間を費やせる、贅沢なひとときでした。
結果として、何のトラブルもなく順調に過ごすことも出来て、連泊の人も仕事の都合で残念ながら日帰りだった人も晴天の秋空の下、良い思いでを持ち帰ることの出来たイベントだったのではないでしょうか。


バイクで気持ち良くツーリングするには絶好の天気となった土曜日。会場が近県の愛知なのでゆっくりめの朝9時にシックスに集合と、皆さん十分に睡眠もとれた最高のコンディションで参加出来たようです。前日に会場入りしたガロン主宰のクマちゃんからは会場は昼間は暑いけれども朝晩はかなり冷え込むとの連絡があり、防寒用のジャケット類は必須らしいです。

白いTシャツに帽子の一人だけチャラい格好でいかにもクルマですというシックスメカニックのタケちゃんは会場にてバイクの受け渡しがあるのでボンゴトラックにバイクを搭載して参加です。クルマが同行するのでバイクにわざわざ荷物をくくりつける必要はないのですが、チョッパーには荷物を載せているほうが「らしい」雰囲気があるということで皆さん荷物を積んでいます。ちなみに私はノーマルスタイルの旧車なので荷物はトラックに載せています。なんとなくノーマル旧車に荷物満載はスマートではないような気がしましたので。もちろんシックス関係者は箱積みスタイルはおりません。箱は確かに便利そうですがハーレーにはやはりバッグが似合います。もしイージーライダーやヘルズエンジェルズの映画が箱を積んでのスタイルだったらどうでしょうか。きっとコアなファンにこれほどリスペクトされることもなかったでしょう。


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