西名阪高速道路から自動車専用道路の国道25号線を利用して東名阪経由で伊勢湾岸道路を進み、距離の関係上近道をするために一旦高速を降りてから知多半島道路にスイッチするという、行程のほとんどが自動車専用道路の大変楽な行程、表現を変えれば極めて変化の乏しい単調なツーリングでした。まだ午前中ということもあり山間部では気温も低くジャケットを羽織っていましたが名古屋を過ぎたあたりから時間とともに気温も上がりジャケットが苦痛になるような天候に。
しかし、会場に近づくにつれてミーティングに参加するバイクを見かける台数も増えていき、なんだかこちらのテンションも否応無く盛り上がります。これは大規模ミーティングならではの醍醐味ですね。


知多半島道路の料金所あたりでメンバーのパンヘッドのシフトレバーの根元のネジが抜けて取れそうになりましたが、ここは敏腕メカニックタケちゃんの颯爽たる手腕により事なきを得ました。しかし今回、これといったトラブルがなかったので彼の本業であるメカニカル的な仕事はこれのみでしたね。
後は先に述べたように会場入口から本部、駐車場までの入場渋滞です。ここまで来るとバイクの熱気と季節に合わぬ炎天下といってもよい気温の上昇でジャケットなど着ることなどできない状況に。会場スタッフもオーバーヒートの危険があるといってエンジンを切るようにとアナウンスしていました。ちょっと進んでは停止の繰り返し、こんな状況では整備不良で調子の悪いバイクでは最悪でしょうね。せっかく楽しむためにやって来たイベント、いらぬ気を使わなくてもよいよう常日頃から愛車のコンディションは万全にしておきましょう。

ようやく駐車場にバイクを止め荷物をバイクから降ろして、先ずはテントを「張るための場所探しです。ミーティングではテントを張ってしまえば気持ち的にぐっと楽になるのでテントの設営は最優先事項といえるでしょう。テントサイトは広大な野原ですが先客のテントの数も多く、物販ブースやトイレに近い便利の良い場所を探してうろうろと歩き回りました。シックスブースで飲み食いするので夜中になって寝るために酔った状態でも無事にテントに辿り着けるような距離が近くて目印がある場所がベストなんです。ほどなく物販ブースエリアとテントサイトエリアの間にある道路沿いに良い場所を確保できましたので、早く飲み食いしたいと言う気持ちも相まって急いでテントを張り終えました。
テントを設営してしまえば今日の課題はもう終わったとばかりに、シックスブースに到着した途端にキリッと冷えたビールでとりあえず乾杯となりまして、そのまま夜中までブースを訪ねてくださる方々と盛り上がり、何だかはっきりと区切りのないままにバイブズミーティングの初日は終わったのです。



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