バイクでの自走参加は途中で合流するショベルを含めて5台です。長距離とはいえ絶好のバイク日和の中、楽しいツーリングとなるでしょう。古ければサイドバルブ、新しくてもショベルまでと現在の事情からみれば前世紀の遺物のようなハーレーばかりですが、21世紀の日本の交通事情になんら問題なく走れてしまうハーレーのバイクとしての完成度の高さには驚いてしまいます。
以前はハーレーの旧車は壊れてばかりでまともに走ることができないなんて話はよく耳にしましたが、昨今は旧車の修理のノウハウが確立されたのかあまり聞かなくなりました。今回のA-DAYでも慣らし中のナックルを除いて十分な走行をみせてくれました。

シックスから1時間半ほど走ったところにある奈良県の西名阪国道沿いにある中瀬にて初めての休憩。ここで、悪いおじさんが言うには赤いナックルがいまいち不調とのこと。普通の走行では問題ないのですが高速走行では(慣らし中ですよ)ガス欠症状が出るようで、キャブのセッティング不調かタンクキャップの空気の抜けの詰まりかと、しばし調べてみましたが原因はどうやらシャットオフバルブの精度がいまいちで高速走行時、キャブに必要なガスが流れていないようです。とはいえ、その程度のことなので悪いおじさんの日ごろの行いが悪いので神がお与えになった試練だということにして、悪いおじさんを説き伏せて、そのまま走ることにしました。アーメン。

東名阪道路の御在所サービスエリアにて鈴鹿より参加の坪井ちゃんのショベルと合流しました。また、正直なところ慣らし中のナックルよりも皆さんの信頼度がずっと低かった熊ちゃんのワーゲンバスも好調で、新しく開通した新東名高速道路もほとんどの行程を追い越し車線を暴走状態と同乗していた私の心配も杞憂に終わりました。実際、彼からの誘いのメールには「ドキドキしてもよければ一緒に私のワーゲンバスでA-DAYに行きましょう。」とオーナー自身が一番信用していなかったようです。
そんなこんなで、さしたるハプニングもなく河口湖に到着です。ハプニングがないと記事にする内容が少なくて私としては不完全燃焼気味でもの足りない気分なんですが。

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