名神高速道路から中央道に入り、長野県の恵那サービスエリアにてバイク組に追いつきました。皆まだまだ元気でツーリングを思う存分楽しんでいる様子。タンデムで親父さんについて来た小学生の息子さんも余力十分ってな感じです。納車したてのWLもスプリンガーにタップリと塗られたグリスが走行風で吹き飛ぶほどの快走で調子が良さそうでした。(この時はまだね。)


途中何度か休憩を挟みながらも中央道を一路、目的地である河口湖を目指します。とにかく、あまりに順調ゆえこのまま何事もなく到着するのかなと、話のネタにも何かハプニングが起きないかなと期待していたのですが、スケルティ団長はやってくれました。
私の乗ったボンゴはずっと参加車輌の一番最後を走行していたのですが、高速道路も終盤にさしかかり後は地道だけかなと考えはじめた頃、頻繁に前方が白く煙っていることに気がつきました。よくよく見るとこの煙はWLの優雅に曲げられたターンアップなマフラーから吐き出されているではありませんか。時間が経つにつれ、煙の量が増えていき一般道に降りた頃には、アクセルを煽るたびに盛大に白煙を吹き出すようになりました。後を走行しているバイクはたまったものではありません。せっかくの青木ヶ原樹海の新鮮なマイナスイオンをタップリ含んだ空気が台無しです。このWLはまだエンジンはオーバーホールをしていませんので、長距離の高速走行でオイル上がりの症状が出たのでしょう。自然や人間には悪影響を与えていますが、とりあえず走行には影響がなさそうだったのと目的地も近いのでそのまま走りました。


白煙以外はこれといった問題もなく、ちと遅れ気味で4時過ぎには会場に到着しました。リジッド・ショベル納車の東京のオーナーはとうに到着しており今か今かとえらく待たせてしまったようです。とりあえず、バイクとキャンプ道具だけを下ろすとしばし休憩。ほどなく夕食の買出しとキャンプの用意の班に分かれてそれぞれ準備を進めます。日がトップリと暮れ夜になっても曇り空のいせいか気温も下がらず、会話も弾み夕食はとても楽しいものとなりました。東京の彼も明日濡れるかも知れないのに今日中に帰る予定を急遽中止して一緒に飲み明かしました。そして近くの温泉で身体を温め今日の疲れを癒し明日の天気を祈りつつ眠りにつきました。明日は待ちに待ったA-DAYの本番です。



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