今年の記録に残る猛暑のため9月に入っても気温が下がらない中、シックス・モーターサイクルは4年ぶりの出店となる、「さぬきバイカーズミーティング11th」に参加してきました。最初に出店するにあたって展示の内容を考えねばならないのですが、パーツ販売をメインにするのは来年のA-DAYに持ち越すことにして差し当たっての懸案を解決することを最優先事項としました。そう、バイクの販売のことになりますね。
ブログでも番頭が再三ぼやいているようにシックスは個人経営のショップの在庫としては、あまりにも多すぎるのではないかと不安にならずにはいられない販売バイクの数々。カスタムがメインではないカスタムもできるバイク販売店であると豪語しているシックスではありますがその実、販売内訳としては個人のお客さんに販売するよりも正直、利益の薄い同業者への業販のほうが多いという困った事態となっています。ブログでもよく遠方に旅立ったという文章がありますが、遠方=業販というシックスならではの隠語であります。
そんな泥沼化の営業スタイルから何とか脱却しようと考え、遠路はるばる四国まで出向いたのは、かの地で新たな顧客を開拓、一般ユーザーをゲットしようと画策したのが今回出店に至った偽りなき本音であります。
以上の経緯から満を持して会場に持込んだのは、バイクユーザーの幅がハーレーのみならずモトクロスからスポーツバイクまで他のミーティングに比べて段違いに広い、さぬきバイカーズミーティングの客層を考慮して数ある在庫車の中からロードホッパーをセレクトしました。不安要素が多いイメージの旧車ではなく、信頼性バツグンのエボスポ・エンジン搭載で正規公認のリジッドフレームにスプリンガーの組み合わせと一般ユーザーに一番受けが良いのではないかと考えたしだいです。事実、このセレクトは大当たりでロードホッパーに興味深々のお客さんの問い合わせが驚くほど多く、本気モードのお客さんにも名刺も配り、ガッチリと手応えを感じたミーティングでした。閉会まで「名前だけでも覚えて帰ってや〜」の売り声が止むことはなかったという話でした。
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