お昼になり、会場で出店しているうどんは昨日から何杯も食べているにもかかわらず、違う味を求めて近くの製麺所へと足を運びます。もちろん讃岐に来たのですから2日連続3食うどんでもなんら問題ありません。会場から山地方面へ10分足らずの町内にある看板もない小さな製麺所でしたが、口コミ情報で有名なのでしょう開店するや次から次へとお客が入ってきました。うどんにトッピングさせる生卵の柔らかな口当たりとピリリと辛い唐辛子スパイスとの組み合わせが大阪育ちの私にはとても新鮮でした。 |
午後になってもイベントは続きますが、シックスメンバーは連日の飲酒のためにまるで電池が切れたように動きが止まっています。さすがにメンバーの平均年齢が年々上がっているので体力が続かないようです。以前はイベントとなると最初から最後まで異様なまでのハイテンションで突っ切れたものでしたが、ここ数年はその勢いはあきらかにダウンしました。イベントのあるごとに他のブースから迷惑がられていたシックスでしたが、苦情がくることもなくなりました。 |
帰りのルートは行きの教訓を生かして迷うことなく、瀬戸大橋経由の山陽道ルートを選択します。瀬戸大橋は雄大なパノラマが楽しめて良いのですが、岡山の倉敷から兵庫の三木までの行程が距離があるので、高速走行時の旧車独特の絶え間なく続く振動のため体力的には疲れるルートでもあります。しかし、半世紀以上もの旧いバイクがガシャガシャ鳴らしながら走るのは気分的には楽しいものがあります。「走りきった」という気持ちを実感できますね。さらに宝塚付近でお約束の十数キロの渋滞の試練をくぐり抜け、日が落ちる寸前の午後7時頃には無事にシックスに帰ることができました。 |