時間と共に気温がどんどん上がっていき1日の中で最も暑いのではないかと思われる土曜日のお昼過ぎ、遅めの開会式が行われました。正直、初日の昼間の入場者の入りは少なく、販売店や主催者側の人数の方が多いのではないかと危惧していましたが日が傾くにつれて人の数も増え、泊りのテントサイトも多くの人で夜遅くまで賑わっておりました。もちろん、日曜日の来場者の数はもっと多く、飲食の出店スペースも前記のように繁盛していました。
ただ、来場者のバイクは以前からのイベントの流れでハーレーが多く、その他の外車や国産バイクは少数派でしたので、この新イベントの趣旨が二輪車全般の盛り上げを意図したものならハーレー誌以外のバイク雑誌やクラブにもっと力を入れてPRをすべきだったかも知れません。そんな訳でシックスの読みは完全に外れ持込んだバイクは注目されず商談には至りませんでした。いと悲し。
開会式が終わると恒例のブルーパンサーシゲマツによる迫力あるドラッグレースのデモランが始まります。毎度見応えのあるショーですが今回は特別で初日に昼間と夕方に2回デモランがあり、とっぷり日も暮れた会場でいわゆるナイトデモランが行われました。日中では太陽光の加減で見づらいキャブレターやエキゾーストから弾け飛ぶ炎が見事でいっそう迫力のある光景でした。

こちらは大阪城でのイベントを終えたばかりのフリースタイルモトクロスのアクションショー。2日共気温が30度を超える猛暑の中、派手で豪快なトリックを行い完成度の高い技術を披露してくれました。もちろん、フリースタイルモトクロスのMCとして10年以上日本中のイベントをかけずり回っているワダポリスも健在です。見事なトリックが決まるたび観客からは歓声が上がり、暑さと興奮のためかワダポリスのテンションも変な具合に盛り上がり、イベント会場は観客と選手共々熱気に包まれたイベントとなりました。
しかし、シックスの面々は暑さのあまり体力を奪われ素晴らしいトリックに盛り上がりこともなく、皆ぐったりとしておりました。可能なら大阪城のイベントのように気温の下がった夜間にライトアップして競技していただけると嬉しいのですが。


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