テントを張るや、飲兵衛が多いシックスの面々は、夕飯までビールを待つことができずに風車小屋の売店でビールを購入、早々と円座になって宴会モードに突入してしまう。
そうこうするうちに、受付を下の者に任せきりにしていた主催者のケーキ屋こと地識氏が例の青いWLでようやく登場。多少、話がずれるが私が気になったのは、ちらりと写真にも写っているが、自ら白いカバーオールにガムテープでマスキングして青いスプレーを噴きつけた自作のプリズナーJKTを自慢げに着ていたこと。古着好きなら知っている、去年ぐらいから注目されているこのプリズナーJKTだが、自身でワンオフしている、しかも手軽にスプレー塗装で仕上げている人は始めて見た。人目を惹くストライプがラギッドでカッコイイこのJKTなんだが、マリオ体型の地識氏が身にまとうとその風貌からスタイルとしてではなく現役の囚人にしか見えないところが問題であろう。
私の個人的見解はともかく、夕日も沈み日も陰る頃になると他の参加者もぞくぞくと集まり始めた。あたりが暗くなってくると、お持ちかねのバイキング料理の時間ももうすぐだ。


日もトップリと暮れ空腹感もピークに達した頃、焼き肉バイキングの夕飯が始まる。シックスの連中は先走りのプチ宴会ですでにほろ酔い気分だったが、場所を室内に移しての本格的な宴会へとテンションはさらにヒートアップとなる。もはや「シックスじゃんけん」の不安要素も無くなり皆、お酒も食事も進み心ゆくまで楽しむことができたのが嬉しかった。
食事の後はビンゴゲームでもうひとつ盛り上がる。シックス組はアルコールの影響で、何故か景品に混ざっていたコンビニの一番クジのドラゴンボールフィギュア狙いに走り、かなりの数をゲットできた。原稿を仕上げている今もお店の倉庫の戸棚に仲良く陳列されている。



1 2 3 4 5 6